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    王座戦第2局 羽生四冠-山崎七段 その1

    羽生四冠の1勝で迎えた第2局
    戦型は一手損角換わりの先手棒銀後手腰掛け銀模様
    になりました

    私の理解では棒銀は3種類あって

    (1)△1四歩が無い場合
       ▲1五銀~▲2四歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛のパターン
    (2)△1四歩がある場合1
       ▲1六歩~▲1五歩△同歩▲同銀△同香▲同香のパターン
    (3)△1四歩がある場合2
       ▲3六歩~▲3五歩△同歩▲同銀△3四歩
       ▲2四歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛のパターン

    (1)は24の低中級でもなかなかならないので
    (2)か(3)のパターンが多いです
    (3)が一番欲張った手で3筋の歩まで切ることができますが
    飛車のコビンが空くのが怖いですね

    2009-09-16d.png

    (1)(3)は攻めの銀と守りの銀の交換に飛車先の歩も
    切れるという後手にとっては面白くない展開なので
    本譜は▲3五歩に△同歩とは取らず手抜いて△5四銀と
    これは24低級だと2~3回あったくらいですかね

    進んで下図

    2009-09-16e.png

    △3四銀型が不安定なのと飛車先の歩を
    切りたいという狙いで▲3七銀と引いてしまいました
    ▲2六銀▲3七銀の2手損です

    相手が手損してくれたのに、倍返しでこちらも手損
    将棋というのは奥深いものですね

    △4三金右▲2四歩△同歩▲同飛と進んで下図

    2009-09-16f.png

    △2三金という手があるんですねぇ
    居玉で2段目に飛車の横利きがきれいに通って
    これはこれで意外と堅そうです

    場合によっては△2二飛と回る手も
    歩を節約したことで▲2八飛と引いたことで△2七歩と叩き
    3八角から馬を作れそうで、実際にそうなりました

    △2七歩は中坊先生にも散々くらったので
    怖さは身にしみました

    ここから後手陣がどんどん上ずっていきます
    進んで下図

    2009-09-16g.png

    54手目にしてまだ居玉・・・
    右辺がすごいことになってます
    小学生のサッカーみたいになってます

    後手の馬は次の▲4八銀で死にますが
    △1五金から飛車を取れそうです

    ▲4八銀△1五金▲3九銀△2六金▲4九角△3七桂
    ▲同桂△同金▲8八玉と進んで下図

    2009-09-16h.png

    次の△2九飛が強烈なので先に▲8八玉
    うーん こういう手が指せるといいなぁ
    後手陣は薄いですが先手の右辺もひどい形なので
    絶望的な形勢に感じましたが、違いました
    これで先手いいらしい・・・ 分からん

    △2九飛▲3五歩△3九飛成▲1六角と進んで下図

    2009-09-17a.png

    ▲3五歩はちょっと思いつかなかった
    △2五銀なら▲1六角と出れずにどうするんだろうと
    思ってましたが△3九飛成として▲1六角
    以降形勢が傾き、この手が敗着だったようです

    以下△6九銀▲6八金右△6五桂▲6六銀△1五歩▲3四歩
    と進んで下図

    2009-09-17b.png

    ▲3四角でも▲2四角でもなく▲3四歩
    後手に斜め駒を持たせるのは一手でも遅い方が良いという
    判断なんですね

    ▲3四角△同銀▲同歩だと次が相手の手番になってしまうので
    △1五歩と取らせて自分の手番にすると

    また3四歩の拠点は後の▲2四角のときに
    大きな意味を持つと理解しました
    (後手は3三に打てない)
    この辺りの手の理解が難しいところです

    以降は先手の羽生四冠が山崎七段の攻めを
    押し切り2連勝としました
    これで王座18連覇にリーチで更に王座戦番勝負15連勝
    ということです

    誰がタイトルを奪うかより誰が1勝あげるかに
    焦点が移ってきてるような・・・
    王座戦の羽生さんは恐ろしい強さですね

    以下は投了図
    (▲3四飛成が詰めろで先手玉に詰みなし
     駒を使って受けるようでは絶対に詰まない)

    2009-09-16l.png

    つづく

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    竜王戦 挑決 第3局 森内九段-深浦王位戦

     9/11に行われた竜王戦 挑決から 
    ▲7六歩△8四歩▲2六歩からノーマル角換わりから下図

    2009-09-13a.png

    私は▲7六歩△8四歩には100%▲6八銀なので
    ノーマル角換わりにならないんですが
    先後同型の腰掛銀というのはきれいですねぇ
      
    この後▲8八玉△2二玉だと先手勝ちの結論が出ているそうです
    駒も当たっていないのに結論が出てる局面いうのはすごいですね
    ▲8八玉△6五歩だと後手が有利ではないかと言われているそうで
    そうなると先手も8八玉ができなくなります
     
    なので先手はここから動いていく必要があると
     
    で、動き方がすごい
    4→2→1→7→3筋の順番で歩を突き捨てていくのが定跡で
    (順番変えたらどうなるんだろう・・・)
    4→2→1→7までは歩を後手に取られてしまいます(下図)

    2009-09-13b.png 
      
    ただ最後の3筋の歩は△同歩と取ってしまうと

    ▲4五桂△4四銀▲7四歩とされて( 下図) 

    2009-09-13c.png 

    △4五銀右▲同銀△同銀で

    2009-09-13d.png 

    ▲7三歩成に飛車が逃げて▲4四桂で先手大優勢らしいです

    なので△同歩と取れません 難しいですね

    ▲3五歩に後手は何か違う手を指さないといけないのですが

    定跡は△4四銀と▲4五桂の前に上がって▲2四飛△2三歩▲2九飛(か▲2六飛)△6三金

    2009-09-13e.png 
    △7四歩を防ぐのに△6三金とあがらないといけないなんて・・・

    これだけで後手が勝てる気がしないんですがいいんでしょうか

      

    でかなり回り道をしましたが、本譜では深浦王位が△4四銀ではなく

    いきなり△6三金の新手

    2009-09-13f.png 

    先受けって奴ですか

    深浦王位は負けてしまいましたが、まだまだ変化の多い

    局面が続いたようで評価は定まってないみたいです

     

    やっぱり△6三金自分から進んで上がらないと

    いけないなんて涙が出ちゃうな

    おわり

    対中坊戦 その2

    つづき

    指した手は▲2三香成 そこで△2七歩で下図
    3手の読みというのが基本ですが全くできてませんね
    1手でしびれてしまいました
    2009-09-10d.png
    ▲同飛の一手にもちろん△1六角が飛金両取りに

    ▲2六飛△4九角成▲3二成香と進んで下図

    2009-09-10e.png 

    相当な劣勢だと判断して半ば諦めてしまいましたが

    ソフトの見解では少し後手有利な程度でまだまだ戦える

    局面だったようです

    形勢判断の悪さが命取りになりました

    △8五桂に▲6九金と打てば△5九銀を受ける好手だったようです

    ここで受けの手を指せず攻め合いに活路を見出す▲5六桂

    遅すぎる一手でした

    △5九銀以下先手陣は崩壊し投了しました

    中坊先生お付き合いくださりありがとうございました

    下図は投了図

    2009-09-10f.png 

    教訓は

    ・▲6八玉するなら▲5八金もセットでしないなら居玉の方がだいぶマシ

    ・自陣に手に入れる受けの手を考える

    です

    対中坊戦 その1

    超強豪の中坊先生との指導対局です

    戦型は一手損角換わりになりました

    初期は早繰り銀や腰掛け銀も指してましたが

    難しすぎるので最近は先手棒銀ばかりしています

    単純ですがなかなか受けづらい戦法かなーと

    後手の時は2手目8四歩しか指さないので

    角換わりにはあまりしません

     2009-09-10b.png

    このタイミングで▲1一歩成と仕掛けました 

    タイミング的にはベストだと思ったのですが

    このあとがいけません

    ▲1一歩成△同銀▲1三香成△同桂▲同香成までは

    一直線で下図

    2009-09-10c.png 

    ここで△6二玉というのがあるんですね

    ソフト解析でも最善のようで、さすが中坊先生です

    下段に飛車がいるのもかなり利いてます

    ここまでは互角の展開で次の一手が広く

    ▲5六桂 ▲8六桂 ▲1五桂 ▲5八金 ▲7五歩など

    有力そうな手がありましたが、ついに形勢の傾く手を指してしまいました

    どうも桂馬を使いそびれるのと開戦したらもう自陣に手を入れない

    くせがあるようです もっと時間を使って考えたいところでした

    つづく・・・

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    プロフィール

    さくらえんじなー

    Author:さくらえんじなー
    所属:クルマ屋さん
    24最高R:1139(5級)
    称号:若駒
    党派:振り飛車党(今ココ)
    得意戦法:
      石田流 
       ゴキゲン中飛車
    座右の銘:
     実るほど頭を垂れる稲穂かな

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